BizForecastシリーズの導入事例
株式会社ロッテ 様
マーケティング本部の広告宣伝費管理をDX
Excel・スプレッドシート運用から脱却し、分析業務を数日から数時間へ短縮
| 社名 | 株式会社ロッテ |
|---|---|
| 設立 | 1948年6月 |
| 資本金 | 2億1,700万円 |
| 事業内容 | 菓子、アイスクリーム、健康食品、雑貨の製造・販売 |
| ウェブサイトURL | https://www.lotte.co.jp/ |
株式会社ロッテ様とは・・・
「お口の恋人」のコーポレートメッセージのもと、菓子・アイスクリーム・健康関連事業など幅広い領域で事業を展開する総合食品メーカーである株式会社ロッテ様。キシリトールガム、ガーナミルクチョコレート、コアラのマーチなど、これまで数々のヒット商品を世に送り出している同社は、企業理念として掲げる「独創的なアイデアとこころ動かす体験で、人と人をつなぎ、しあわせな未来をつくる」の実現に向け、ユーザーオリエンテッド・オリジナリティ・クオリティを大切な価値として事業運営を行っています。
BizForecastを導入いただいたマーケティング本部 メディア企画課様では、菓子・アイスクリームのマーケティング活動の中で、メディアプランニング・運用、オウンドメディアの運営を担当されています。
また、広告宣伝費の予実管理や月次分析を通じて、本部内の担当者・関係部門と連携しながら、マーケティング投資の最適化を推進されています。
従来はマーケティング本部の広告宣伝費の年間予算計画、予実管理、支払計画管理を、ExcelやGoogleスプレッドシートで運用していましたが、運用の複雑化に伴い、様々な課題が顕在化していました。特に、広告宣伝費の月次予実分析では、複数ファイルを横断しながらデータ加工・集計を行う必要があり、分析を完了するまでに2〜3日程度かかるケースも発生していました。また、約20名の担当者が広告宣伝費運用業務に関与していたため、「現場メンバーが戸惑わずに使える操作性」も重要な要件となっていました。
そこでロッテ様は、Excelライクな操作性を維持しながら、広告宣伝費管理・運用業務の効率化・データ集約・情報共有を実現できる予算管理システムとして、BizForecastを導入されました。
導入背景
ロッテ様では、ブランドごとの広告施策やメディア運用を担当するメンバーが、それぞれ広告宣伝費の予算・実績データを入力し、月次で集計・分析を行っていました。従来はExcelとGoogleスプレッドシートを組み合わせて管理していましたが、運用が年々複雑化。同時編集や大量データ入力に伴う表示崩れや関数互換性の問題、入力ミス・転記ミスなどが頻発していました。
さらに、広告宣伝費の月次予実分析業務が高度化したことで、分析帳票や集計作業も増加していました。
Excelやスプレッドシートのメンテナンスは特定担当者に依存しており、「メンテナンス担当者しか修正できないExcelファイル」が存在する状態になっていました。
全社的にDXや業務効率化の取り組みが進む中、マーケティング部門としても、クリエイティブや戦略立案により多くの時間を使うため、集計やデータ加工などの定型業務を削減したいという思いがありました。
導入の決め手
複数製品を比較検討する中で、ロッテ様が特に重視していたのが「Excelライクな操作性」でした。
広告宣伝費の運用は現場の担当者が日常的に関わっている業務のため、操作感が大きく変わると定着が難しくなることを懸念されていました。BizForecastは従来のExcel運用に近い感覚で利用できることから、現場でもスムーズに受け入れられると感じ、採択されました。
特にBizForecastの以下の点を高く評価されたそうです。
・コメントを残せる
・誰がどこを修正したかを履歴管理できる
・現在の帳票レイアウトを大きく変えずに移行できる
・柔軟にカスタマイズできる
また、「導入後の運用イメージが持ちやすかったこと」や「質問へのレスポンスが早かったこと」も、導入を進めるうえでの安心材料になったとのお言葉をいただいています。
導入プロジェクトについて
ロッテ様では、2026年4月の本稼働に向け、短期間でBizForecast導入プロジェクトを推進されました。
従来の広告宣伝費管理・運用業務では、長年の運用の中でExcel帳票や分析資料が増加しており、運用が複雑化していました。そのため、システム導入にあたっては、単純なExcel移行ではなく、「本当に必要な帳票・分析業務は何か」を整理することから着手しました。利用頻度の低い帳票や重複している分析資料は削減し、必要な帳票・分析業務に絞ったうえで、広告宣伝費管理・運用業務のシステム化を進めました。
今回のプロジェクトでは、単なる予算管理システムの導入ではなく、広告宣伝費管理・運用業務そのものの見直しや標準化にも取り組まれました。要件定義の初期段階では、業務用語や運用認識の違いから認識のすり合わせに苦労した場面もありましたが、定例ミーティングを重ねながら、広告宣伝費管理・運用業務の流れやデータ連携のイメージを段階的に共有。画面イメージやデータ連携フローが具体化するにつれて、プロジェクトはスムーズに進行していきました。
導入効果
BizForecast導入後、ロッテ様では広告宣伝費管理・運用業務における集計・分析・情報共有の効率化を実現しました。
特に、社内報告用の実績作成、予実分析のための元資料作成では、従来2〜3時間かかっていた作業が、現在はデータ取り込みと簡単な確認のみで完了できるようになり、Excelへの手入力や転記作業が減少し、入力ミス・集計ミスへの不安も軽減されました。
また、広告宣伝費の月次予実分析業務では、従来は複数のExcelファイルやスプレッドシートを突き合わせながら分析を行っており、分析完了までに2〜3日程度かかるケースもありましたが、現在は、必要な広告宣伝費データがBizForecast上で整理・集約されているため、分析は1〜2時間程度で完了できるようになりました。
さらに、従来は経理部門向けに別途資料を作成・送付していましたが、現在は広告宣伝費データをリアルタイムで参照できる環境が整い、経理部門との情報共有もスムーズになりました。前年差異などもシステム上で確認できるため、問い合わせ対応の削減や部門間コミュニケーションの効率化にもつながっているそうです。
今後の展望
現在は広告宣伝費の予実管理を中心にBizForecastを活用していますが、今後はより詳細な分析やシミュレーションへの活用も進めていきたいと考えています。
今回のBizForecast導入は、まず広告宣伝費管理・運用業務の最適化を目的として実施しましたが、将来的には、マーケティング部門だけでなく経理部門など関連部署とのデータ連携も視野に入れています。
各部門がリアルタイムで同じ情報を確認できる環境を整備することで、さらなる業務効率化や分析高度化につなげるとともに、全社的な生産性向上にも貢献していきたいと考えています。
広告宣伝費は事業経営へ与える影響も大きいため、スピーディーかつ正確に状況を把握できる環境づくりの重要性は、今後さらに高まっていくと感じています。
予実管理システム導入を検討されている方に向けて
システム導入を成功させるためには、「システムを入れること」自体を目的にするのではなく、「どの業務を改善したいのか」を整理したうえで導入を進めることが重要だと思います。
当社ではBizForecast導入から日は浅いですが、広告宣伝費の月次予実分析時に最新の数値をすぐ確認できる点は非常に助かっています。
また、ブランドごとのシート内で実績確定月の予算と実績を比較できるため、広告宣伝費の予実分析も行いやすくなりました。
さらに、Excelへの手入力作業が減少したことで、部門の生産性向上にもつながっていると感じています。
BizForecastは、現在Excelで予算管理や予実管理を行っている企業であれば、Excel運用の良さを残したままシステム化できる製品だと思います。
※本事例は2026年5月現在の内容です。
※本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載当時のものであり、変更されている可能性があります。
※掲載企業様への直接のご連絡はお控えください。

