BizForecastシリーズの導入事例
アイカ工業株式会社 様


社名 | アイカ工業株式会社(東証一部・名証一部) |
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設立 | 1936年10月 |
資本金 | 9,891百万円 ※2017年3月時点 |
グループ会社数 | 連結子会社/25社 ※2017年3月時点 |
事業内容 | 化成品、建装・建材、機能材料の製造・販売 等 |
ウェブサイトURL | http://www.aica.co.jp/ |
導入までの経緯
従来は、子会社各社からExcelで収集した資料を、連結会計業務に携わるメンバーが手でシステムに入力し集約する必要があり、非常に手間がかかっておりました。また、分析作業においても、従来使用していたツールでは精算表を確認するにあたり子会社を1社ずつ選択するしかなく、Excelの収集パッケージと精算表を比較するのが困難でした。このような理由から、新たな連結会計システムの導入検討を開始しました。
選定理由
複数の連結会計システムパッケージソフトを比較・検討した結果、以下のポイントでConglueを選定しました。
1. 収集パッケージやレポートのレイアウトを柔軟に変更することが可能で、Excelライクな画面で操作が出来る点
2. 収集業務において従来のExcelとほぼ変わらない運用が可能であるため、子会社の業務をほとんど変えずに運用出来る点
3. 連結精算表の出力において、各社の数値を横に並べて表示出来ることから分析作業しやすくなる点
4. クラウド環境で運用が可能な点
5. 機能と導入コストを勘案すると、非常にコストパフォーマンスが高い点
連結会計システムで出来ることの範囲はどの製品もほぼ同じですが、コストパフォーマンスはもちろん、クラウド環境で運用が可能であることや、分析作業の効率化を図れると感じたためConglueを選択しました。
導入の効果

まずは、収集パッケージに直接入力出来るようになったため、入力の手間が省けました。次に、同時に複数人でシステムにログインして作業が出来るようになったため、作業スピードが上がったと実感しております。
機能面では、前期から当期への開始仕訳の繰越作業において、どの仕訳を繰越するか表示されるため、不要な仕訳を繰越する心配が無くなりました。仕訳の入力においても、従来の運用では、修正仕訳が1本入るたびに各社の集計した数値を確認するのに時間がかかっていました。対して、Conglueでは仕訳を入力・保存すると、連結精算表を全会社横並びにした状態で瞬時に表示が出来るため、監査に以前より対応し易くなりました。また、為替の影響額では、複数のレートをシミュレーション出来るのが便利です。
導入時には、要件定義段階で公認会計士の資格を持つコンサルタントに参画頂いたため、システム上でどのように会計的な処理がされるのかが解かり易く、安心感がありました。当初の計画より早めにシステムを使用したいという要望にも応えて頂き、感謝しております。
導入後の決算サポートでは、子会社の増資対応が早くて判り易かったです。また、海外子会社展開時のインストール作業においては、海外子会社からの英語での問い合わせにも対応して頂き、非常に助かりました。
今後の展開
社内で連結会計業務に携わるメンバーが増えたということもあり、新たなパッケージを作成したり、ユーザー設計帳票で資料を作成したりと、積極的にConglueを活用しようとしています。特にユーザー設計帳票の作成については、現在分析資料作成に時間がかかっているということもあり、早急にスキルを習得したいと考えています。
また、キャッシュ・フローを現在Excelで作成しているため、キャッシュ・フローをConglueで構築・運用出来るようにしていきたいと考えています。
※本事例は2017年8月現在の内容です。
※本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載当時のものであり、変更されている可能性があります。
※掲載企業様への直接のご連絡はお控えください。