『XBRL解説』カテゴリのウェブコラム一覧
第5回【XBRL解説】主要3局の比較(EDINET・IFRS・US-GAAP)(4) - インスタンスファイルの比較
前回迄のコラムにおいて各局(EDINET,IFRS,US-GAAP)のタクソノミ・フレームワークの相違、物理的なフォルダ・ファイル構成について検討いたしました。今回のコラムにおいては、各局のタクソノミ・フレームワークに準拠する形式で構成される、XBRLインスタンスファイルについて比較検討を行いたいと思います。
第4回【XBRL解説】主要3局の比較(EDINET・IFRS・US-GAAP)(3) - タクソノミ・フレームワークの物理構成
前回のコラムにおいて各局(EDINET,IFRS,US-GAAP)のタクソノミ・フレームワークの相違について検討いたしました。今回のコラムにおいては、各局のフレームワークが、どのような物理的なフォルダ・ファイル構成に整理されているかについて検討したいと思います。
第3回【XBRL解説】主要3局の比較(EDINET・IFRS・US-GAAP)(2) - タクソノミ・フレームワークの詳細検討
前回のコラムにおいて各局のタクソノミの語彙(要素・勘定科目)数等を中心に比較を行いました。今回のコラムでは、もう少し掘り下げて各局のタクソノミ・フレームワークを比較・検討していきたいと思います。前提としてXBRL2.1仕様に関する基本知識が必要ですが、はじめにごく簡単におさらいしたうえで進めていきたいと思います。
XBRL2.1仕様において表現されるタクソノミにおいては、語彙は以下の特徴を持っています。
語彙はXML Schema規格における要素定義(element要素)によって定義され、また、名称(Label)リンク・参照(Reference)リンクによって表示名称・根拠条文等の付随情報が関連付けられます。
タクソノミにおいて、語彙が最小の情報構成要素となります。XBRLインスタンスにおいては、この語彙と、期間等を示すコンテキスト、単位を示すユニットとの対応関係において、金額値等のデータが記述されます。
一方、財務諸表等の、語彙の集合としての総体的な情報を表現するために、語彙同士の関係が別途関係リンク(表示(Presentation)・計算(Calculation)・定義(Definition)リンク)により表現されます。
表示リンク...表示上の階層関係を表現します。
計算リンク...計算上の階層関係を表現します。
定義リンク...もともとのXBRL2.1仕様では、抽象的・概念的な関係を表現するものでしたが、最近のタクソノミ設計においては後述するDimensions(多次元形式)を表現するコンテナとしての役割も担っています。
これらの語彙・関係の集合によって総体的なタクソノミが構成されているわけですが、タクソノミの設計思想によってその骨格(フレームワーク)が異なることになります。XBRLはユニバーサルなデータ交換を意図して設計されたデータ記述言語ですが、このフレームワークの差異を極力解消することで、XBRLデータの質・比較可能性が向上することになります。







































