2009年07月のウェブコラム一覧
第4回【IFRS解説】財務諸表の表示(1)IAS第1号
今回及び次回(第4・5回)は、「IFRS解説シリーズ」各論のテーマとして、「財務諸表の表示」について解説いたします。
IFRSsでは、財務諸表の表示についてはIAS第1号「財務諸表の表示」に規定されておりますが、現在IASBとFASBが共同で進めているMOU(Memorandum of Understanding:相互理解メモ)に示された「財務諸表の表示(を再検討する)プロジェクト」において、再度見直しが検討されています。その第一段階(フェーズA)として、IASBが2007年9月にIAS第1号の改正案を公表し、IFRS適用企業に対して2009年1月1日以降開始する事業年度から適用することを求めています。
今回は、この改訂版IAS第1号「財務諸表の表示」について解説します。
第3回【IFRS解説】「マネジメント・アプローチ」によるセグメント開示
今回は、【IFRS解説】シリーズ各論の初回のテーマとして、IFRSの基準「事業セグメント(IFRS第8号)」とのコンバージェンスにより制定された「セグメント情報等の開示に関する会計基準」(2008年3月公表)について解説します。
IFRSとのコンバージェンスプロジェクトにおいて、日本のセグメント情報の開示基準は、IFRSとの重要な差異がある項目のうち「中期目標」として、2011年6月までに解消することが合意されました。(2007年8月 東京合意)
それを受けて、2008年3月に企業会計基準委員会(ASBJ)より「セグメント情報等の開示に関する会計基準」及び「セグメント情報等の開示に関する会計基準の適用指針」が公表され、IFRSのセグメント定義における重要な考え方である「マネジメント・アプローチ」が採用されることになりました。(2010年4月適用開始)
第2回【IFRS解説】財務諸表の作成・表示に関するフレームワーク
【IFRS解説】シリーズ第2回目となる今回は、IFRSの憲法ともいえる「財務諸表の作成・表示に関するフレームワーク(以下、フレームワークと省略します。)」について解説します。
このフレームワークは、IFRS全体の基礎となる前提や概念を体系化したものであり、会計基準の策定や改訂の際の基礎・指針となります。フレームワークを理解しておけばIFRSの各論・個々の規定を把握しやすくなるとともに、原則主義(プリンシプル・ベース)のIFRSを詳細な会計方針(マニュアル)に落とし込む際や、個々の会計事象について検討が必要になった際に、必ず役立つものと考えております。
なお、フレームワークの中で「貸借対照表」「損益計算書」と表記されている部分は、本稿では「財政状態計算書」「包括利益計算書」とそれぞれ読み替えております。







































