IFRS導入(強制適用)の延期表明について
去る5月26日、SEC(米証券取引委員会)がIFRS導入の方法論の一つとして検討されている「コンドースメント」(コンバージェンス+エンドースメント)というアプローチに関するスタッフ・ペーパーを公表しました。
http://www.sec.gov/spotlight/globalaccountingstandards/ifrs-work-plan-paper-052611.pdf
第23回【IFRS解説】収益認識(2)
第23回の【IFRS解説】シリーズとして、2010年6月24日にIASBとFASBが公表した公開草案「顧客との契約から生じる収益」(コメント受付終了:2011年6月頃に最終基準公表予定)のポイントを整理したいと思います。ここでは、①契約の識別、②履行義務の識別、③取引価格の決定、④取引価格の配分、⑤履行義務充足(収益認識)の5つのステップに基づいて収益を認識するモデルが提案されています。
なお、当EDでは、「リース契約」「保険契約」「金融商品に係る契約」のほか、「第16回 【IFRS解説】 収益認識(IAS第18号)」で取り上げた「バーター取引」が対象範囲から除かれておりますのでご注意下さい。また、本文中、意見にわたる部分は私見であることを予め申し添えます。
第22回【IFRS解説】確定給付制度
第22回の【IFRS解説】シリーズとして、2010年4月29日に公表された公開草案「確定給付制度」(IAS19の修正提案) のポイントを取り上げます。ここでは、確定給付制度債務 (資産) の変動の即時認識、新しい表示アプローチ、開示の改善 (感応度分析を含む:今回は割愛させていただきます。) 等が提案されており、特にいわゆるコリドー方式が廃止される点で、注目されている方も多いと思います。
なお、このEDに対するコメント受付期間は既に終了しており、2011年半ばに最終基準の公表が予定されています。また、 本文中、意見にわたる部分は私見であることを予め申し添えます。
第21回【IFRS解説】金融商品(IFRS第9号)
第21回の【IFRS解説】シリーズは、2009年11月に公表された「金融商品」(IFRS第9号:2013年1月1日以降開始する年度の年次財務諸表から適用)です。現在、金融商品に関する基準は、「金融商品:表示」(IAS第32号)、「金融商品:認識と測定」(IAS第39号)、「金融商品:開示」(IFRS第7号)が中心となっており、IFRS第9号については、このうちIAS第39号の改訂プロジェクトのフェーズ1という位置付けになっています。
| フェーズ1 | 分類と測定 (Classification and measurement) |
|---|---|
| フェーズ2 | 減損 (Impairment methodology) |
| フェーズ3 | ヘッジ会計 (Hedge accounting) |
なお、フェーズ1につきましては、2010年10月28日に一部基準化を留保して継続審議していた「金融負債」に関する処理が基準化されたことを以て終了、フェーズ2・3のFinalは2011年第2四半期に公表される予定で、これによりIFRS第9号への置き換えが完了となります。
また、本文中、意見にわたる部分は私見であることを予め申し添えます。
四半期開示の簡素化[案]について
今回は、会計トピックとして、企業会計基準委員会(ASBJ)で検討が進められ、平成22年12月22日に公表された企業会計基準公開草案「四半期財務諸表に関する会計基準(案)」等についてです。
なお本文中、意見にわたる部分は私見であることを予め申し添えます。
第20回【IFRS解説】リース(2)
第20回の【IFRS解説】シリーズとして、2010年8月17日にIASBとFASBが公表した公開草案「リース」(以下、「ED」といいます。)のポイントを整理したいと思います。ここでは、借手・貸手ともこれまでと異なる新しいモデルが提案されています。経験上、一般事業会社でもサブリース(原リースは借手の新モデル、サブリースは貸手の新モデルを適用)の貸手になるケースが少なくないと思いますので、リース業界以外のみなさまも、貸手の新モデルまでご覧いただければ幸甚です。
なお、このEDに対するコメントは2010年12月15日まで受け付けられており、2011年に最終基準の公表(現行のIAS第17号から置き換え)が予定されています。また、本文中、意見にわたる部分は私見であることを予め申し添えます。
第19回【IFRS解説】中間財務報告(IAS第34号)
第19回の【IFRS解説】シリーズは、「中間財務報告」(IAS第34号)です。ここでは、中間財務諸表に含まれるべき最小限の内容と、採用すべき認識・測定の原則を規定しています。
なお、「中間」には半期だけでなく四半期も含まれており(1事業年度より短い期間)、特に今回、日本基準と比較する場合は、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号)を対象としますので、ご承知おき下さい。また、特に基準全般を指したい場合を除き、意識して「IFRSs」表記は行っていないこと、ならびに本文中、意見にわたる部分は私見であることを予め申し添えます。
第4回【IT技術系コラム】オブジェクト指向設計原則-(3)パッケージ結合度に関する原則
オブジェクト指向設計原則-(3)パッケージ結合度に関する原則
今回は、パッケージ結合度(パッケージ間の参照・依存関係等)について取り上げたいと思います。
前回同様、Robert C. Martin氏が設立したObject Mentor社(http://www.objectmentor.com/)において、これらのアイデアの原文が公開されていますので、ご興味のある方はご一読ください。
(Resources→Published
Articlesページ)
また、書籍(翻訳和書)として下記が出版されており、まとめられています。
- 「アジャイルソフトウェア開発の奥義 (単行本) Robert C. Martin (著), 瀬谷 啓介 (翻訳) 」
- 「アジャイルソフトウェア開発の奥義 第2版 オブジェクト指向開発の神髄と匠の技 (大型本) Robert C. Martin (著), 瀬谷 啓介 (翻訳)」
今回はこのうち、「パッケージ結合度に関する原則」を取り上げます。
- 5つのクラス設計に関する原則(略)
- 3つのパッケージ凝集度に関する原則(略)
- 3つのパッケージ結合度に関する原則
- 非循環依存関係の原則(ADP: The Acyclic Dependencies Principle)
- 安定依存の原則(SDP: The Stable Dependencies Principle)
- 安定度・抽象度等価の原則(SAP: The Stable Abstractions Principle)
- 3つのパッケージ結合度に関する原則(略)
第3回【IT技術系コラム】オブジェクト指向設計原則-(2)パッケージ凝縮度に関する原則
オブジェクト指向設計原則-(2)パッケージ凝縮度に関する原則
今回は、パッケージ凝集度(どのような考え方に基づいてパッケージ(クラスの集合)を整理し、まとめるべきか)について取り上げたいと思います。
第2回【IT技術系コラム】オブジェクト指向設計原則-(1)クラス設計に関する原則
オブジェクト指向設計原則-(1)クラス設計に関する原則
前回はオブジェクト指向言語の3つの特徴について述べさせていただきました。
- カプセル化(Encapsulation)
- 継承(Inheritance)
- 多態性(Polymorphism)








































